【誰でもわかる投資のタイミング】株は●●の時に買え!3つの買い時、教えます。
先日受講生さんから、「今すごく株が上がっているのに何を買ったらいいですか?!」と質問が来ました。
日経平均株価が上がってくると、こういう質問がたくさんくるんです。
でも、実は上がっている時は、買いのタイミングではありません。
どんな時に株価が上がってくるのか、株はどのタイミングで買えば良いのかについて説明します。
もくじ(タップでジャンプ)
日経平均株価が上がる時はどんな時?
1、アメリカの株価が上がった時
日経平均株価が上がってくるのは、だいたいがアメリカの株価が上がった時です。
つまり、日本が上がるのはその翌日になりますね。
昔から双子と言われている所以です。
ちなみに、アメリカの株価が上がるのは、
・金利をあげないという雰囲気が出たとき
・企業の業績が良かったとき などです。
つまり、アメリカのニュースを見ると、日本への影響を察知することもできますね。
2、増配のニュースが出たとき
他に日経平均株価が上がるのは、企業の業績が良くて、増配するというニュースが流れた時です。
増配とは、配当を増額することです。
3、株式分割のニュースが出たとき
そして、株式分割をするというニュースが流れた時も株価が上昇します。
株式分割とは1株をいくつかに分割し、発行済みの株式数を増やすことです。
例えば、1株を2株に分割すると、各株主の持ち株数は自動的に2倍になります。
1株当たりの配当が変わらないなら、株主は増配と同じ効果が得られるので、お得です。
このように
・アメリカの株価が上がる
・増配のニュースが出る
・株式分割のニュースが出る
などの時に、株価は上昇しみんなが沸いて「買い」が殺到するんです。
みんなが買いに走るので、さらに上昇します。
こんな時は要注意。
みんなが走り出すと自分も置いていかれないように、一緒についていく人がたくさんいます。
でも、以下の理由で上がっているときに買うのを僕はお勧めしていません。
上がっている時に買わない方が良い理由3つ
1、検討せず高値で買ってしまうことがある
みんなが買っていたり、日経平均株価が上がっているとつい安心してしまうんです。
そして、乗り遅れないように銘柄を検討せずに買ってしまうことが多々あります。
落ち着いて見たら、最近の中では特に高値だったと落ち込むことにもなりかねません。
大切なのは冷静に、いつものようにきちんと銘柄を検討することです。
2、ドバッと上がった翌日は下がる可能性が高い
往々にして、ドバッっと上がった翌日は下がるのが常です。
株式市場が開くと同時にガガーっと買って、3〜40分で上がるのを見てドバッと売る。
このような手法を得意としている人以外は、すごく上がっている時に買うのは危険です。
すごい勢いで上がった翌日下がってしまう。
そして利益を出して売ることができないまま塩漬け・・というのはよく聞く話です。
3、高値で買うことで、利益を出しにくい
また、高値で買うと、利益を出して売却するのが難しくなります。
大きな額なら少し上がっただけでも利益は出ますが、その分リスクも高い。
慣れていない頃や、少額でコツコツとやっている人は、いつも通り落ち着いて過ごすことが大切です。
じゃあどんな時に買えば良い?
1、日経平均株価上昇の中でも、下がっている株を買う
全体が上がっている時でも、下がっている銘柄があるんです。
その銘柄の業績とチャートを見て、一時的な下落だと推測できる時は「買い」ですね。
最近の例でいえば、週明けに日経平均が2%上がり各銘柄がこぞって上昇。
しかし、ヤマダホールディングスは10%の下落。
でも、業績や証券アナリストの評価を見ると、一時的な下落だと予測。
そのために、10%ほど下落した日に買っておくとまた上がってくる。
だから利益が出せる可能性が高いと判断したという流れです。
(結果はまた後日追記しますね!お楽しみに)
2、日経平均株価がドーンと下がっている時に買う
全部の銘柄がほぼ下がっている時は、怖くなってみんな手放していきます。
すると、さらに下がっていきます。
でも下がりっぱなしの株はないし、上がりっぱなしもありません。
必ず上がってくるだろうと予測できるものを探して、買います。
何を買うかというと、、、
日頃からチェックしていて、気に入っている銘柄をこのタイミングで買うのです。
欲しかった銘柄が安く買えるし、日頃からチェックしているので安心感もあります。
3、バッドニュースが出て株価が下がった時に買う
株式市場が開く前や休憩時間にその企業の良くないニュースが出た時は「買い」です。
「そんな時に怖くて買えませんーー!!」と皆さんからよく聞きます。
でも、ニュースの中身を判断することが大切です。
例えば、、、
1、企業の業績が良いのに、取締役が暴力行為で逮捕された
→イメージダウンだけの問題
2、企業の業績は良いが、いたずら動画が拡散された
→イメージダウンだけの問題
3、企業の業績は良いが、配当無しなどのガッカリするニュース
→配当はないが、株価はまた上がる可能性が高い
これらの状況をよく判断しましょう。
そして、世間一般に話題になっているニュースに惑わされないことが大切です。
まとめ
株価が上がる時はこんな時
1、アメリカの株価が上がる
2、増配のニュースが出る
3、株式分割のニュースが出る
上がっている時に買わない方が良い理由3つ
1、検討せずに高値で買ってしまう
2、ドバッと上がった翌日は下がる可能性が高い
3、高値で買うことで利益を出しにくい
では、どんな時に買うのが良いのか
1、日経平均株価上昇の中でも、下がっている銘柄を買う
2、全体的に株価が下がっている時に、お気に入り銘柄を買う
3、バッドニュースがでて、株価が下がっている時に買う
最後に
株式講座コミュニティでの合言葉は「株は下がっている時に買おう!!」です。
下がっている時に買うのは最初は怖いことです。
でも僕の講座では少額やポイントでもらった株を運用して慣れていくので、リスクはほぼなし。
少しずつ慣れていけるから、不安や焦燥感もありません。
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