【3分でわかる株用語】ナンピンってなんだ?
「ナンピン」生徒さんからの質問が多い株用語のひとつです。
これは、株式投資の手法です。
投資初心者の方には、少し難しく感じる人もいるかもしれません。
でも今は一株ずつ購入できるので、気軽に「ナンピン買い」にチャレンジすることができるんです。
もくじ(タップでジャンプ)
ナンピンとは?
言葉の意味は、難の平均をとるという意味です。
「難」=損の意味
「平」=平均
それで、ナンピン!!当て字みたいなものですね。
通常は「ナンピン買い」と言っています。
ナンピン買いの意味は?
持っている株の価格が下落したときに買い増しをして、
購入時の平均単価を下げることを意味します。
例えば、、1株1000円の株を100株買う。
そして、1株800円に下がったときにさらに100株買い増しする。
すると、1株当たりの平均購入単価が900円になる。
こうすることで、平均の取得単価が下がります。
ナンピン買いのメリット
購入時の価格の平均を下げることによって、
含み損を解消するまでの時間を短くできるメリットがあります。
含み損とは、保有している株が買った時よりも値下がりし、売却すればマイナスが出る状態。
これを「含み損がある」と表現します。
(逆に、売却すれば利益の出る状態は「含み益がある」)
つまり、含み損がある状態でナンピン買いをすると、含み損を早く解消できます。
●ナンピン買いにより購入価格の平均が下がる
↓
●株価が再び上がる
↓
●含み損を解消した上に、利益も大きい(株数が多いため)
ナンピン買いのデメリット
デメリットを挙げるとしたら、投資額が多くなることです。
もし、どんどん株価が下がると、もちろん損失は大きくなります。
一時的に下がったときに行うと、有利になる可能性のある手段です。
(慣れてきたら、同じ商品ばかりに集中しない方がいいですね!)
ナンピン買いのタイミングは?
株価の下落が一時的だと予測できる場合
例えば、会社の業績は好調で、業績とは別のことで役員が不祥事を起こした時
このような場合は、またすぐに上がってくると予測できます。
最初から株価が下がると予測している場合
値下がりしていくことを予測して、少しずつ買い足していく方法です。
例えば、スシローのぺろぺろ事件は一時的に株価が急激に下がったが、また持ち直しつつある
このようなニュースが出た場合は、一時的に下がるだろうと予測ができます。
このタイミングで買っておけば、(おそらく)すぐ上がってくるので利益が出せます。
ナンピン買い僕の生徒さんの場合
冒頭でも話した通り、昔と違って今は一株ずつの株取引が可能です。
最近の生徒さんの例を挙げると、、
日本電信電話(NTT)を1株170円で10株購入(1700円)
そして数日後、1株165円になったので、10株買い増し(1650円)
また数日後、1株160円になったので、思い切って30株購入(4800円)
つまり、
ナンピンしなかった場合は=合計8500円、1株当たり170円
ナンピン買いした場合は=合計8150円なので、1株あたり163円
なんとなく、イメージできましたか?
数日後、思い切って30株買い増しできたのが素晴らしいですね!
日々の数字の動きをよく観察して、こまめに売買するのがおすすめです。
最後に
最後まで読んでくださりありがとうございます。
僕の生徒さんは、初心者の方が9割
証券口座を初めて作る、株の売買を一度もしたことがない、という人たちです。
でも、学び始めて少しずつ利益を出し、楽しく仲間とともに前進しておられます。
経済の健康に寄与するために株式講座コミュニティを運営しています。
ともに自己防衛して楽しく生き抜いていきましょう!
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